時間内歩行試験(6MWT)の測定方式と機能
時間内行試験(6MWT)の測定方式と機能
- Androidデバイス(スマートフォン・タブレット)によるリアルタイム歩行テスト
- パルスオキシメーター単体使用による歩行テスト
- PCによるリアルタイム歩行テスト
- 豊富な設定パラメータ項目
- SpO2・Pulseの回復時間取得
- "6MWTグラフの全スパン表示"
- 患者過去データとの比較グラフ
- ラップタイムと歩行距離
- 患者情報データの集中及び分散管理
- 各グラフ画面一例
- 各プレビュー一覧
- その他の機能
Androidデバイス(スマートフォン・タブレット)によるリアルタイム歩行テスト
<パルスオキシメータのデータ(SpO2・Pulse)をAndroidデバイスに送信、患者のリスク管理、測定データの受信、患者情報入力をリアルタイムで対応します。 終了後に測定データ、患者情報をPCのアプリにDL、歩行テストデータグラフ及び報告書を自動作成します。
パルスオキシメーター単体使用による歩行テスト
<歩行テスト終了後にパルスオキシオキシメータのメモリデータをPCにダウンロード、各患者歩行情報を入力して歩行テストデータグラフ及び報告書を作成します。
PCによるリアルタイム歩行テスト
パルスオキシメータのデータ(SpO2・Pulse)をPCに送信、患者のリスク管理、測定データの受信、患者情報入力をリアルタイムで対応します。
終了後に測定データ、患者情報から、歩行テストデータグラフ及び報告書を自動作成します。
豊富な設定パラメータ項目
<パラメータの変更により歩行テスト方法、取得データの入力、評価、管理、編集が可能です。
SpO2・Pulseの回復時間取得
歩行前安静時のSpO2,Pulseのベース値を算出、歩行中に変動したSpO2およびPulseの各値が歩行終了以降、ベース値に戻るまでの時間を回復時間としています。
この回復時間の値はトレンドグラフ上でSpO2,PRの推移と共に安静時間帯でマーカーラインと共に確認することができます。
またリアルタイム測定時では歩行終了後以降、安静時間内に回復しなかった場合には回復時間取得まで測定を続行する自動延長モードが用意されています。
6MWTグラフの全スパン表示
6MWTグラフは予め任意に設定されたテスト時間幅(前安静3分、歩行6分、後安静3分)で表示されます。
"6MWTグラフの全スパン表示"ではパルスオキシメータの電源ONからOFFまでの全測定データ表示の中でテスト時間幅(前安静3分、歩行6分、後安静3分)を表示します。
歩行前安静時間以前の測定値及びテスト時間幅をオーバーした時間以降の回復状況の推移確認が可能となります。
患者過去データとの比較グラフ
最新の測定により作成した6MWグラフ上に過去に測定されたグラフを重ねてデータの推移をみることができ、比較対象と選択数は自由に変更ができます。
選択リストに表示される条件は患者名、歩行テスト時間、測定間隔の3項目が同一であることです。
また選択された患者グラフの回復時刻が歩行後安静時間以降にある場合はその選択したグラフ幅に合わせてグラフスパンが変更され、歩行後安静時間以降の回復時刻を表示します。
選択された最長測定データにスパンを合わせることにより、回復時刻を含む全ての比較を可能とします。
ラップタイムと歩行距離
ラップタイムの測定は歩行テスト用のトラックの1周または複数周毎の予め決められた距離で測定されます。
本ソフトでは最大30データの取り込みとそれぞれに歩行距離を設定できます。 周回毎の歩行距離とタイムから分速度及び時速度を算出し、歩行開始から終了までの負荷を示すトレンドグラフを表示します。
また過去に測定されたグラフを重ねてデータの推移をみることができます。
ラップタイム以外に各種解析項目を用意しています。
患者情報データの集中及び分散管理
作成された作成された患者情報データは通常6MWのソフトがインストールされているPCの指定フォルダに格納されます。
LANで接続された環境では表示されるダイアログウインドウから他ののPC、フォルダ等を選択、データの書き込み又は呼び出しが可能となります。
各グラフ画面一例
各プレビュー一覧